よくある質問④ 『道路🛣️』で飛行はできるの?
先日、銀行に用事があり弊社の担当者と話をしていた時の会話。
「ドローンに興味あるんですけど、ドローンが飛行しているところを実際に見たことがないんですよね・・・ところでドローンは『道路』で飛行できるんですか?」といった質問がありました。
確かに、相談説明会や体験会でもよくある質問。。。
今回は『道路(歩道も含む)』での飛行について説明します。
①道路上空での飛行
基本的には道路上空を飛行させることは可能ですが、交通の妨げになるような飛行は違反になりますので管轄の警察署👮🏻♂️への使用許可が必要です。
②道路での離発着
交通の妨げになる行為は違反となります。離発着場所が車🚗や歩行者🚶🏻の妨げになったり、操縦者付近に人が集まり車や歩行者に影響を与える可能性がある場合は管轄の警察署への使用許可が必要です。
③道路での操縦
②と同様、交通の妨げになりうるため管轄の警察署への使用許可が必要です。
上記についてはあくまでも「道路交通法」でのルールとなりますが、道路交通法に抵触しない場合でもドローンを飛行させること自体「航空法」が付いてまわりますので法規とルールを忘れてはいけません。
ではどのようなことに注意しなければならないでしょうか?
①航空法の規制の範囲(飛行禁止空域、規制される飛行方法)に値する場合は、必ず国土交通省の飛行許可承認申請をする。
※特に考えられるのは「人口集中地区」「目視外」「人や物件から30m以内の距離を確保できない場合」での飛行
②①の範囲で飛行させる場合は、その場所に補助者や立入管理措置(看板や立入禁止🚧の仕切りを設置など)をする。
③高速道路や幹線道路など交通量が著しく多い道路の上空や周辺では飛行させない。
その他、法規やルール以外に留意しなければならないことは、事前の機体の整備や周辺環境確認なども必要になりますので「用意周到」で臨むことを意識していただきたいと思います。
業務で飛行させなければならないケースは大変多いと思いますが、趣味の範囲で不要に道路上空での飛行はリスクが高いので避けていただきたいと考えます。
それでは本日もみなさまご安全に!